まずは、必要な場面の例文から
「お問い合わせありがとうございます」の後で、続きの書き方に迷う場面があります。受領だけを返すのか、見積を送るのか、断るのか。場面が決まれば、返信の骨格も決めやすくなります。
初回・見積・お断り・お詫び・日程調整の15本の例文をコピーできます。○○や【 】を差し替え、実際に約束できる内容かを確認してご利用ください。
例文で解決したら、後半のRenRakuで履歴確認と返信下書きをAIへ任せる方法もご覧ください。文章を作る前の読み返しが多い窓口に向く運用です。
RenRaku(レンラク)は、LINE 公式アカウントとメールの問い合わせを 1 つの受信箱で管理する顧客対応ツールです。チームでの返信・担当者の割り当て・社内メモ・タスク管理に加え、Claude・ChatGPT などの AI と連携し、会話の確認や返信の下書きを AI に任せられます(AI に任せる範囲は管理者が設定します)。料金は月額 1,480 円(税抜)から。窓口(メール・LINE)を接続した日から 14 日間、無料でお試しいただけます。料金と機能の詳細
そのまま使える返信文に共通する5つの構成要素
場面が違っても、使い回せる返信文の骨格は共通しています。テンプレートを自作する場合も、この5要素が入っているかで再利用性が変わります。
- ✓1. 受領の明示
最初の1文で「受け取った」と伝える。ここが遅いと相手は再送・電話で確認してくる - ✓2. 名乗り
社名・氏名・担当領域。窓口を1回目で確定させると以降のやり取りが集約される - ✓3. 結論
できる/できない、いくら、いつまで。後半に置くと読み飛ばされ、同じ質問が返ってくる - ✓4. 次のアクションと期日
「誰が」「何を」「いつまでに」。主語が自社か相手かを書き分ける - ✓5. 連絡手段の指定
返信先をメール/LINE/電話のどれにするか。曖昧だと同じ案件が複数窓口に分散する
逆に固定文へ入れてはいけないのが、相手固有の事情の決め打ちです。「御社のような小規模事業者様には」といった前提を埋め込むと、当てはまらない相手に送った瞬間に不信につながります。前提条件は必ず差し替え項目にします。
【初回問い合わせ】返信例文 1〜4
初回返信の目的は売り込みではなく、「窓口が動いていることを示し、次の1歩を指定する」ことです。長文より、受領・名乗り・次のアクションが揃った短文のほうが機能します。
例文1:一次返信(当日中に返す最小構成)
件名:お問い合わせありがとうございます(◯◯株式会社)
◯◯様
お問い合わせいただきありがとうございます。◯◯株式会社の△△と申します。
ご連絡いただいた内容を確認いたしました。
【本日中/◯月◯日まで】に、詳細のご案内をあらためてお送りいたします。
お急ぎの場合は、本メールにご返信いただくか、下記までお電話ください。
---
◯◯株式会社 △△
TEL:000-0000-0000(受付:平日9:00〜18:00)
Mail:info@example.com
一次返信は内容の充実より速度が価値です。回答をまとめる時間が必要でも、受領と回答予定日だけ先に返せば相手は待てます。
例文2:詳細をヒアリングする返信
件名:Re: お問い合わせの件(確認事項のご連絡)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
お見積り・ご提案の精度を上げるため、下記3点をご教示いただけますでしょうか。
1. ご希望の開始時期(おおよそで構いません)
2. 現在お使いのツール・体制
3. 今回もっとも解決したい課題(1つだけ挙げるとすれば)
いただいた内容をもとに、【2営業日以内】に概算とスケジュール案をお送りいたします。
分かる範囲のみのご回答でも問題ございません。
この例では、最初に知りたい質問を3つに絞っています。実際の受付に必要な項目を優先し、一度で答えにくい内容は後の確認へ分ける方法もあります。
例文3:営業時間外に届いた問い合わせへの返信
件名:お問い合わせを受け付けました(◯◯株式会社)
◯◯様
お問い合わせいただきありがとうございます。◯◯株式会社の△△です。
現在、営業時間外のため詳細のご回答をお待たせしております。
次の営業日(【◯月◯日】)の午前中に、担当より正式にご連絡いたします。
受付時間:平日9:00〜18:00(土日祝を除く)
取り急ぎ、受付完了のご連絡まで申し上げます。
時間外の自動応答は、LINE 公式アカウントなら応答メッセージやあいさつメッセージとして設定できます(手順はLINEヤフー for Business のマニュアルに公開)。メール側も同じ内容を定型文にしておくと、チャネルをまたいで表現が揃います。
例文4:料金だけ知りたい問い合わせへの返信
件名:Re: 料金についてのお問い合わせ
◯◯様
お問い合わせありがとうございます。◯◯株式会社の△△です。
料金について、まず目安をお伝えいたします。
・【プランA】:月額 ◯◯円(税抜)/【対象範囲】
・【プランB】:月額 ◯◯円(税抜)/【対象範囲】
ご利用条件によって金額が変わるため、正式なお見積りは内容を伺ったうえでご提示いたします。
まずは概算だけご確認いただき、ご興味があれば15分程度のオンライン面談で詳細をご説明いたします。
ご希望の場合は、本メールに「面談希望」とご返信ください。
目安を出せる場合は、対象範囲と条件を添えます。条件によって差が大きい場合は、見積に必要な情報と、回答できる時期を案内してください。
【見積・金額】返信例文 5〜7
見積の有効期限と正式発注の条件を分けて案内します。見積書が契約上の申込みに当たるかは、その内容や取引状況によって確認が必要です。口頭で条件を変更した場合も、後で文面をそろえておきましょう。
例文5:見積書の送付
件名:お見積書をお送りいたします(◯◯の件)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
ご依頼いただいた件について、お見積書を添付いたします。
・件名:【◯◯】
・金額:【◯◯円】(税抜)
・納期:ご発注から【◯営業日】
・有効期限:【◯月◯日】
・前提条件:【◯◯が確定していること/別途費用が発生する範囲】
内容についてご不明点があれば、本メールにご返信ください。
ご発注いただける場合は、【◯月◯日】までにその旨をご連絡いただけますと、上記納期で着手いたします。
例文6:値引き要望への返信
件名:Re: お見積りについてのご相談
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
ご予算のご相談、ありがとうございます。
提示金額のままの値引きは難しいのですが、範囲を調整することでご予算に近づける案をご用意しました。
・案1:【◯◯を対象外にする】→ 【◯◯円】(税抜)
・案2:【納期を◯週間延ばす】→ 【◯◯円】(税抜)
どちらもご要望の中心である【◯◯】は含んだ内容です。
ご希望に近い案をお知らせいただければ、あらためて正式なお見積書をお送りいたします。
「できません」だけで返すと交渉が終わります。金額ではなく範囲を動かす案を2つ出すと、相手は選ぶ側に回り、話が前に進みます。
例文7:見積提出後の再連絡(催促にならない書き方)
件名:お見積りの件(有効期限のご案内)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
【◯月◯日】にお送りしたお見積りについて、有効期限が【◯月◯日】となっておりますのでご連絡いたします。
ご検討の状況によっては、期限の延長や内容の見直しも可能です。
「まだ社内検討中」「今回は見送り」など、現時点のご状況だけでもお知らせいただけると助かります。
ご返信は一言で構いません。
再連絡は「催促」ではなく「期限の案内」として送ると角が立ちません。「見送りでも構わないので状況だけ教えてほしい」と明示すると、追う案件と閉じる案件の判別が早くなります。
【お断り】返信例文 8〜10
お断りは書き手が最も時間を使う場面です。結論を最初に置き、理由は自社側の事情として説明し、可能なら代替を添える。この3点を型にすると書き直しの往復が減ります。
例文8:対応領域外のお断り
件名:Re: お問い合わせの件(ご期待に沿えず申し訳ございません)
◯◯様
お問い合わせいただきありがとうございます。◯◯株式会社の△△です。
ご相談いただいた【◯◯】については、弊社の対応範囲外となるため、お受けすることができません。
弊社が対応しておりますのは【◯◯・◯◯】の領域となります。
もし【◯◯】の部分でお困りの点がありましたら、あらためてご相談いただけますと幸いです。
このたびはご期待に沿えず申し訳ございません。
例文9:稼働が埋まっていて受けられない場合
件名:Re: ご依頼の件(スケジュールについて)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
ご依頼ありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、ご希望の【◯月◯日】着手でのお引き受けは難しい状況です。
現在お受けできる最短の着手時期は【◯月◯日】となります。
・その時期でも問題なければ、仮でお席を確保いたします
・お急ぎの場合は、今回は見送りいただいて差し支えございません
いずれの場合も、次回以降のご相談はいつでもお受けいたします。
例文10:条件・予算が合わない場合
件名:Re: ご相談の件(ご予算について)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
ご提示いただいたご予算【◯◯円】について検討いたしました。
いただいた条件では、品質を確保したうえでのご提供が難しく、今回はお受けしない判断といたしました。
なお、【◯◯の範囲に絞る】形であれば【◯◯円】でご対応可能です。
ご検討の余地がございましたら、お気軽にご返信ください。
今回は残念ですが、またの機会にご相談いただければ幸いです。
避けたいのは相手の要望を評価する書き方です。「その要件では現実的ではありません」は、内容が正しくても関係を切ります。判断の主語を自社に置き「弊社では難しい」と書くだけで受け取り方が変わります。
【お詫び・遅延】返信例文 11〜13
お詫びの一次連絡では、確認できた事実と次の連絡予定を示します。原因や補償が未確定なら断定せず、調べてから改めて案内します。
例文11:返信が遅れたお詫び
件名:Re: お問い合わせの件(ご返信が遅くなり申し訳ございません)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
ご連絡をいただいてから、ご返信までお時間をいただき申し訳ございませんでした。
ご質問いただいた【◯◯】について、下記のとおり回答いたします。
・【回答1】
・【回答2】
今後は【◯営業時間以内】にご返信できるよう、社内の対応体制を見直しております。
引き続きよろしくお願いいたします。
長い弁解より、まず質問への回答と今後の連絡を示します。理由の説明が必要な場合は、確認した事実を簡潔に添えてください。
例文12:自社側のミスのお詫び(一次連絡)
件名:【お詫び】◯◯の不備について
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
このたびは【◯◯】に不備があり、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
現時点で確認できている内容は下記のとおりです。
・発生している事象:【◯◯】
・影響範囲:【確認中/◯◯の範囲】
・現在の対応:【◯◯を実施中】
原因および今後の対応方針については、【◯月◯日◯時】までにあらためてご報告いたします。
取り急ぎ、状況のご報告とお詫びを申し上げます。
例文13:納期遅延の連絡
件名:【重要】納期変更のお願い(◯◯の件)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
【◯◯】の納期について、当初お約束していた【◯月◯日】から【◯月◯日】への変更をお願いしたく、ご連絡いたしました。
・変更の理由:【◯◯】
・変更後の予定:【◯月◯日 ◯時】
・先行してお渡しできるもの:【◯◯】
ご予定に影響が出る場合は、優先順位を調整いたしますのでお知らせください。
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
納期遅延は、遅れが確定した時点ではなく「遅れそうだと分かった時点」で出します。先に渡せる成果物を添えると、相手の社内調整が動きます。
【日程調整・引き継ぎ】返信例文 14〜15
例文14:日程調整(候補提示)
件名:Re: 打ち合わせの日程について
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
打ち合わせの候補日を下記のとおりご提示いたします(各30分程度)。
・【◯月◯日(◯)10:00〜/14:00〜】
・【◯月◯日(◯)11:00〜/16:00〜】
・【◯月◯日(◯)13:00〜】
形式:オンライン(URLは確定後にお送りします)/貴社訪問
いずれもご都合が合わない場合は、ご希望の候補を2〜3案いただけますと幸いです。
この例は複数の日時と所要時間を示す形です。実際の候補数は相手と自社の予定に合わせます。選べない場合の返信方法も添えてください。
例文15:担当変更・引き継ぎの連絡
件名:担当者変更のご連絡(◯◯株式会社)
◯◯様
お世話になっております。◯◯株式会社の△△です。
【◯月◯日】より、貴社の担当を【◯◯】に変更いたしますのでご連絡いたします。
・新担当:【◯◯】(Mail:◯◯@example.com/TEL:000-0000-0000)
・引き継ぎ済みの内容:【これまでのご相談内容・進行中の案件・過去のお見積り】
・変更後のご連絡先:【新担当宛て/これまでと同じ窓口】
これまでのやり取りは社内で共有しておりますので、あらためてご説明いただく必要はございません。
引き続きよろしくお願いいたします。
引き継ぎで相手が最も気にするのは「また一から説明するのか」です。共有済みと明記できるかどうかは、顧客ごとの履歴が1か所にまとまっているかに依存します。
送信前は、宛先・約束・情報の使い方を確認
文面を丁寧にするだけでは防げない行き違いがあります。送信前に、次の点を自社のルールで確認してください。
- 宛先・添付:別顧客の資料や不要な個人情報が入っていないか。
- 金額・納期:担当者が確認できていない条件を確約していないか。
- 営業案内:問い合わせ対応と広告配信を混同していないか。
- 振込先変更:届いたメール内の連絡先だけに頼らず、既知の別経路で確認する。
広告・宣伝メールには特定電子メール法、通信販売のメール広告には特定商取引法の規制・例外等を確認します。「返信だから、別サービスの宣伝も自由」とは限りません。問い合わせで得た個人情報は、利用目的や外部サービスの取扱条件を確認して扱います。
厚生労働省の案内では、カスタマーハラスメント対策は2026年10月1日から事業主の義務となっています。正当な苦情と区別し、働く人を守るための相談・対応体制を整えます。例文を置くだけで完了するものではありません。
関連資料は、下の参考情報と厚生労働省の案内をご確認ください。
RenRakuで、履歴の確認から返信準備までAIへ
初回の返信は例文で済んでも、次の返信では前の依頼・添付・約束した日を読み直します。AIを使うなら、文章の言い換えだけでなく、この確認から任せると使いどころが明確になります。
RenRakuの画面内AI返信ドラフトは、会話の直近メッセージをもとに返信案を作り、人が内容を確認して送ります。さらにOpenAIのDotsをMCPで接続すれば、許可した会話や添付を読み、未確認事項を整理して返信下書きを保存する運用を組めます。
「この会話と添付を読み、相手の希望条件と、まだ回答されていない条件を整理して。料金・納期は確約せず、確認事項を尋ねる返信案を保存して。」
継続して確認させるには、定期確認または対応するイベントと対象・実行ルールを設定します。MCPはライトから、外部AIは別契約です。送信は初期OFF。自動送信を使う場合は会社のAI管理設定と接続の両方でmessages:sendを明示的に許可し、対象や例外を決めて運用します。 自動送信は保存済み下書きが対象で、添付・CC・BCC付きの送信は画面で行います。
最初は下書き保存までで確認し、金額・納期・補償など人の判断を残す範囲を決めましょう。詳しくはDots連携で任せられる仕事をご覧ください。
テンプレートを腐らせない運用設計
使う文面の置き場所と更新担当を決めます。人数が増える場合も、窓口や部署ごとに同じ基準を持てるようにします。
- Step1置き場所を1つに決める個人のメールソフトの署名欄や個人メモに置かない。全員が同じ場所から呼び出せる状態にする
- Step2命名規則を統一する「場面_対象_バージョン」の形(例:初回_一次返信_v2)。検索で一発で出ることを優先する
- Step3差し替え箇所を記号で固定する【 】など機械的に目立つ記号で統一し、置換漏れが視認できるようにする
- Step4使われていない文面を落とす棚卸しのときに「この3か月で一度も使わなかった」文面をその場で確認し、残すか消すかを決める
- Step5月1回の棚卸し料金改定・体制変更・法令改正のタイミングで文面を見直す。特に金額・納期・営業時間の記載は要注意
- Step6AI下書きは人の確認を挟む生成された文面の金額・納期・仕様は必ず一次情報と突き合わせてから送信する
テンプレートの効果を最も削るのはチャネルの分散です。同じ顧客の問い合わせがメールと LINE に分かれ、担当者ごとに別の受信箱で処理されていると、文面の統一以前に「誰がどこまで返したか」が分からなくなります。顧客連絡ツールの比較や顧客管理ツールの整理もあわせて検討すると、テンプレート整備と受信箱の統合をセットで設計できます。書類の提出依頼のように「返信」ではなく「回収」が目的の連絡は、書類提出リマインドメールの文例のように別の型で管理したほうが扱いやすくなります。
応対品質を数字で見る方法
以下は自社で集計するための指標例です。RenRakuがこれらをすべて自動集計する機能の説明ではありません。
効果を感覚で語らないために、自社で定義できる指標を数個だけ決めます。外部の平均値と比べる必要はありません。
| 指標 | 定義の例 | 見るタイミング |
|---|---|---|
| 一次返信までの時間 | 受信から最初の返信送信までの営業時間換算の経過時間 | 週次(中央値と最大値) |
| 未返信件数 | 営業日終了時点で返信していない問い合わせの件数 | 毎営業日の終業時 |
| テンプレート使用率 | 返信のうち定型文から起こしたものの割合 | 月次 |
| 往復回数 | 初回問い合わせから結論(受注・見送り)までの往復数 | 月次 |
指標は自社で定義し、手元で数えられる粒度に留めるのが続けるコツです。チャネルごとに管理画面の数え方が違うため、同じ名前の指標でも中身がそろうとは限りません。定義を1行書き添えておくと、担当が替わっても比較が成立します。
返信が遅い原因は、担当不在、判断待ち、質問の難しさなど複数あります。数値だけで決めつけず、時間がかかった会話を確認して、文面と運用のどちらを変えるか判断します。
テンプレート導入で起きがちな失敗
- 置換漏れのまま送信:他社名や前回の担当者名が残る。差し替え記号を統一し、送信前に記号の残りを目視する手順をルール化する
- 丁寧すぎて結論が読めない:可否や金額が末尾にある。結論を第1〜2文に置く
- テンプレートが増えすぎる:似た文面が10種類あると選ぶ時間のほうが長い。場面ごとに1本を原則とする
- 更新されない金額・営業時間:料金改定後も旧価格の文面が残る。金額を含む文面には改定日を注記する
- チャネルごとに文面が別物:メールは丁寧、LINE は極端に砕けている差が信頼感を損ねる。トーンの基準を1枚にまとめる
主な参考情報
- 総務省|特定電子メールの送信の適正化等に関する法律
- 消費者庁|特定商取引法ガイド 通信販売
- 個人情報保護委員会|個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)
- 厚生労働省|ハラスメント対策の案内
- IPA|情報セキュリティ10大脅威 2026
- IPA|ビジネスメール詐欺(BEC)対策特設ページ
- LINEヤフー for Business|LINE公式アカウント 応答設定マニュアル
- e-Gov|民法(契約成立・承諾期間等)
よくある質問
問い合わせにはどれくらいの速さで返信すべきですか?
業種や体制で適切な水準は異なるため、一律の正解はありません。「営業時間内は◯時間以内に一次返信する」と自社基準を先に決め、達成率を毎週見るほうが実務的です。基準を決めるときは、回答そのものより受領と回答予定日を先に返すことを分けて考えると、現実的な水準に落ち着きます。
返信メールの末尾に自社サービスの案内を入れてもいいですか?
広告・宣伝を目的とする電子メールは特定電子メール法第3条第1項によりオプトインが原則で、同意した者、総務省令・内閣府令で定めるところにより自己のアドレスを通知した者、取引関係にある者、アドレスを公表している団体・個人(個人は営業を営む者に限る)が送信先として定められています。同法第4条では送信者の氏名・名称と受信拒否の通知先の表示が求められます。判断に迷う場合は、広告案内を加える前に同意・例外・受信拒否の取扱いを確認してください。
お断りの返信で、理由はどこまで書くべきですか?
自社側の事情として説明できる範囲(対応領域外、稼働の空きがない、条件が合わない)にとどめ、相手の落ち度を挙げる書き方は避けます。理由を書かないと再交渉が往復しやすいため、「今回はお受けできない」という結論と代替案の有無を最初の2文で示す構成が扱いやすくなります。
お詫びメールで補償や返金に触れてよいですか?
一次返信では、事実確認が終わっていない段階での金額・補償の確約は避け、確認中である旨と回答予定日を示すにとどめます。契約は申込みに対する承諾で成立し(民法第522条第1項)、意思表示は通知が相手方に到達した時から効力を生じます(民法第97条第1項)。メールの一文がそのまま合意内容として残る前提で書き分けてください。個別事案の法的評価が必要な場合は弁護士にご相談ください。
AI に返信文を書かせても問題ありませんか?
RenRakuの画面内AI返信ドラフトは人が確認して送信します。Dots連携では、許可した会話の確認・下書き保存に加え、会社設定と接続の両方で送信を明示許可し、対象と実行ルール等を設定した運用も可能です。利用目的、外部AIの契約・情報の取扱い、金額や納期の確認方針を先に決めてください。
例文で始めて、返信前の確認も軽くする
まずはよく届く問い合わせの例文を1本整え、宛先・金額・約束できる期日を確認して使います。会話を読み返す時間が増えたら、RenRakuでAIに確認と返信準備を任せる流れも試してみてください。
2026年10月17日に例文のコピー対応、確認事項とAI運用例を更新。例文は説明用です。本文の公式資料と製品案内を確認し、自社の契約・運用に合わせてご利用ください。