Grok Botに仕事を頼めても、お客様とのメールやLINEが別の場所にあれば、履歴を貼り直す作業が残ります。RenRakuをMCPでつなぐと、許可した会話を確認し、返信の準備を受信箱へ戻す流れを作れます。
最初はRenRakuの会社別MCP URLをGrok Botへ追加し、OAuthで閲覧範囲を許可します。架空の会話を1件確認したあと、必要な変更・下書きの権限を追加してください。接続だけで定期実行が始まるわけではありません。
RenRakuを提供する株式会社TechSyncが編集。情報確認日:2026年11月4日。操作手順・依頼文は説明用の例です。実際の顧客データを用いたAI実行や、導入効果の測定は行っていません。
接続前に、会社のURLと使う契約を確認する
RenRakuの管理者が「設定」→「AI連携(MCP)」を開き、有効化します。「コネクタで接続(推奨)」に表示される会社別URLを使ってください。他社の例や会社のホームページURLを入力するものではありません。
URLの形式例(このまま接続するURLではありません)
https://〈会社ごとの識別名〉.renraku.co.jp/mcp
MCPはライトから利用できます。たとえば1名で会話の確認と返信下書きから始めるなら、ライト月額1,480円(税抜)が候補です。タスクの操作はスタンダード以上。Grok Bot側の対応契約と利用枠は別に用意します。
Grok Bot側の契約も確認します。新規セルフサービスのThe X SubscriptionではPremium(月額30米ドル・税別)以上が対象で、Plusには含まれません。既存のCursor・SuperGrokなどから移行していない場合は従来の条件が続きます。Grok・Grok Bot・Cursorの対象利用で共有する週次枠と追加利用料があるため、現在の契約と利用量の画面で確認してください。
Grok BotへカスタムMCPを追加し、OAuthで許可する
Grok BotのカスタムMCP接続にRenRakuの会社別URLを指定し、OAuth認証を進めます。開いたRenRakuの許可画面で、自分のアカウントと会社が正しいことを確かめてから範囲を選びます。Grok Botの接続画面の名称は更新により変わるため、現在の追加方法は公式の接続案内も確認してください。
- 最初は会話の閲覧だけを許可する。
- 許可したテスト用会話を1件指定し、内容の要約を頼む。
- 結果を原文と照合する。範囲を追加する場合はRenRakuの「接続中のAI」で一度解除し、必要な範囲を選択して再接続する。
- 返信案を保存する段階で、下書き保存の範囲を許可する。
通常のGrokチャット、APIキーの発行、Grok BotのカスタムMCPは、それぞれ設定が異なります。この記事はGrok BotをOAuthで接続する流れです。
最初の確認は「読めた」と「保存できた」を分ける
接続完了の表示だけでは、想定した業務に使えるかは分かりません。読む範囲と、変更が戻る場所を別々に確認します。実在のお客様の情報を試行用に広く渡す前に、架空データの会話で試してください。
| 試すこと | RenRakuで確認すること | 次へ進む条件 |
|---|---|---|
| 会話を1件要約 | 対象の会話と回答が一致するか | 別の顧客の内容が混ざらない |
| 返信案を保存 | 指定した会話に下書きがあるか | 人が原文と下書きを見比べられる |
| 登録済みタグを付ける | 意図したタグだけが付いたか | タグ名と意味がチームでそろっている |
説明用の依頼例
指定したテスト用会話だけを読み、未回答の質問と、回答に足りない情報を整理してください。送信・状態変更は行わないでください。
ルーチンは、単発の結果を確かめてから設定する
Grok Botではルーチンで仕事の繰り返し方を定めます。最初から「すべての新着に対応」と依頼せず、対象窓口、確認時刻、タイムゾーン、行う操作、人へ戻す条件を具体化してください。
たとえば「平日9時・Asia/Tokyo、指定した受付窓口の未返信を確認し、資料受領の返信案だけを保存する」という始め方です。接続切れや取得失敗があったときは、取得できたように報告せず、失敗として知らせるルールも用意します。RenRakuの新着イベントが直接Grok Botを起動することを前提にはしません。
つながらないときは、URL・権限・契約の順に確認する
会社別URLの取り違え、MCPの無効化、接続したメンバーの閲覧範囲、Grok Botの利用枠を順に確認します。読めてもタスク操作だけが出ない場合は、RenRakuのプランと接続で許可した機能を見直してください。
パスワードやOAuthトークンをチャットへ貼って解決しようとせず、管理画面で接続状態を確認します。不要になった接続は解除し、Grok Bot側のルーチンも止めます。接続は30日利用がない場合、または許可から90日が経過した場合に再許可が必要です。RenRakuのパスワード変更でも接続中のAIは解除されます。詳しい入口はGrok Botの接続手順です。
利用条件 MCP連携はライトから利用できます。タスクの検索・作成・更新・完了はスタンダード以上で、接続時に許可した操作だけを行えます。Grok Botを利用できる契約・料金・利用枠は別途必要で、RenRaku月額には含まれません。外部AI自身が書いた下書きの保存と、RenRaku内蔵AIによる生成の回数枠も別です。
送信は初期OFFです。会社のAI管理での許可、OAuth接続での送信許可、RenRakuの確認済みアプリという3条件がそろった場合だけ、保存済み共有下書きの送信を利用できます。Grok Botは確認済みアプリの対象です。添付・CC・BCC付きは人がRenRaku画面から送信します。Grok Bot側の安全確認・承認や利用枠も別途適用されます。
よくある質問
Grok BotはRenRakuの料金だけで使えますか?
別途必要です。新規のThe X SubscriptionではPremium以上がGrok Botの対象で、Plusには含まれません。既存契約は現在の利用条件を確認してください。RenRakuのMCPはライトから、タスク操作はスタンダード以上です。
会社別URLを追加すれば、自動でお客様に返信しますか?
自動では始まりません。繰り返す仕事はルーチンの対象・頻度・タイムゾーン・動作を設定します。送信は初期OFFで、会社とOAuth接続の明示許可、確認済みアプリという3条件に加え、Grok Bot側の安全確認に従います。
確認した公式情報
2026年11月4日に本文・利用条件を確認しました。今後の料金・機能・提供範囲は各サービスの現行案内をご確認ください。