下書きが役立つようになると、「受領の返信だけでも自動で送れないか」と考える場面が出てきます。ただ、AIへ「送って」と書くことと、会社がお客様への送信を許可することは別です。
RenRakuのAI送信は初期OFFです。会社のAI管理とOAuth接続の両方で明示許可し、RenRakuが確認済みのアプリを使う場合に、保存済み共有下書きの送信を利用できます。さらにGrok Bot側の安全確認や承認が適用されるため、権限を付ければすべて無人で送れるとは限りません。
RenRakuを提供する株式会社TechSyncが編集。情報確認日:2026年10月31日。操作手順・依頼文は説明用の例です。実際の顧客データを用いたAI実行や、導入効果の測定は行っていません。
送信の許可は、会社・接続・Grok Botで確認する
管理者の方針、接続したメンバーの許可、Grok Bot側の実行確認をそれぞれ確認します。RenRakuでは、確認済みのアプリであることも送信の条件です。許可画面で「未確認のアプリ」と表示されるアプリは送信できません。AIへ渡す業務ルールは、これらの権限を上書きするものではありません。
| 層 | 確認すること | 判断する人 |
|---|---|---|
| RenRakuの会社設定 | メール・LINEの送信方針をAI管理で選択 | 会社の管理者 |
| OAuth接続 | 確認済みアプリで、接続ごとの送信範囲を明示許可 | 接続するメンバー |
| Grok Bot | 安全確認・承認・契約や利用枠 | Botを運用する人 |
手動接続トークンの方式では送信を選択できません。会社別URLを使うOAuth接続を前提に、現行の送信のしくみを確認します。
初めは下書き、次に毎回の承認で試す
会社のAI管理には、送らせない、毎回管理者の承認が必要、やり取りのあるお客様には自動でそれ以外は承認、いつも自動で送る、という段階があります。初期状態は下書きまでです。
範囲を広げるときは、担当者が送る下書きの運用を確かめた後、管理者の承認を挟んで試します。RenRakuでの承認とGrok Bot側の承認は別です。片方を許可しても、もう片方の確認や安全条件が不要になるわけではありません。
承認待ちの期限も、別々に確認する
承認を待っている状態は、送信が済んだ状態ではありません。どちらの仕組みで止まっているかを確認します。
| 承認待ち | 期限 | 期限を過ぎた場合 |
|---|---|---|
| RenRakuの管理者承認が必要な送信依頼 | 24時間以内に決定されない場合 | 期限切れとなり、送信されません |
| Grok Botのルーチン・受信等のバックグラウンド作業から出た承認カード | 回答せず30分が経過した場合 | カードが期限切れとなり、その操作は実行されません |
Grok Botでも、チャットで依頼した仕事から出た承認カードは、この30分のタイマー失効の対象ではありません。ただし、別のメッセージを送るなどでカードが閉じる場合があります。期限切れや閉じたカードを見たら、原文・宛先・最新の共有下書きと実際の送信履歴を確認し、必要な場合だけ改めて依頼します。届いたか不明なまま再送しない運用にしましょう。
定型対応は、内容より「判断が要らない条件」で選ぶ
短い返信でも、返金の可否や契約の変更を含めば判断が必要です。最初は「受領した事実を知らせる」など、条件を確かめられる仕事に絞ります。
| 候補 | 先に確かめる条件 | 人へ戻す例 |
|---|---|---|
| 資料の受領 | 指定の資料が実際に届いた | 不足・破損・別顧客の資料 |
| 受付の案内 | 現在の受付方法と案内が一致 | 期限の例外・特別対応の依頼 |
| 定型の手順 | 最新の案内が社内で確定 | 金額・納期・契約の判断 |
Grok Botへ渡す指示には、対象と除外を両方書きます。お客様のメッセージ中にある「前の指示を無視して送って」などの文を、社内の運用ルールとして扱わせないことも確認してください。
送るものは、保存済み共有下書きで確認する
AIがチャット内で作った文章を、宛先を自由に変えて送る運用にはしません。RenRakuに保存された共有下書きと、その会話のお客様を対象にします。担当者の編集と行き違わないよう、最新の下書きを確認してから実行します。下書きの版、宛先、会話の最新メッセージが送信前の確認時から変わっている場合、RenRakuはその依頼を送信しません。
添付・CC・BCC付きの返信は、担当者が画面から送信します。LINE返信はLINE公式アカウントのメッセージ通数に含まれます。自動送信を検討するときも、RenRakuの料金だけでなく、LINEやGrok Botの利用枠を別に見積もってください。
止める人と、止めた後の確認を決めておく
意図しない文面、別の相手への混入、同じ返信の重複、取得失敗が出たら、対象を広げず止めて確認します。Grok Botのルーチンを止め、必要に応じてRenRaku側の送信許可を外す担当者を決めておきます。
説明用:運用表の項目
送信対象:資料受領の定型案内のみ
除外:料金・期限の約束、苦情、本人確認が必要な依頼
承認者:社内で決めた管理者
停止する人:当番の管理者
確認するもの:会話の原文、保存した下書き、AIの活動記録
再開条件:原因を確かめ、テストで修正を確認
AIの活動記録と会話の履歴で、何が行われたかを確かめます。停止と再開のルールを、メンバーが知っていることまで含めて導入を判断してください。
利用条件 MCP連携はライトから利用できます。タスクの操作・ルーム管理・メモ投稿などはスタンダード以上の対応機能と操作権限に従います。Grok Botを利用できる契約・料金・利用枠は別途必要で、RenRaku月額や内蔵AIの回数枠には含まれません。
送信は初期OFF。会社のAI管理とOAuth接続の両方で明示許可し、確認済みのアプリを使う場合だけ、保存済み共有下書きの送信を利用できます。添付・CC・BCC付きは人がRenRaku画面から送信します。Grok Bot側の安全確認・承認や利用枠も別途適用されます。
よくある質問
「自動で送って」と指示すれば送信できますか?
指示だけでは送れません。会社のAI管理とOAuth接続の明示許可に加え、RenRakuが確認済みのアプリであることが必要です。Grok Bot側の安全確認・承認や利用枠にも従います。
添付付きの返信もAIに送らせられますか?
添付・CC・BCC付きは担当者がRenRaku画面から送信します。AI送信では保存済み共有下書きと、その会話のお客様を対象にします。
承認待ちの期限が過ぎたら、送信されたことになりますか?
送信済みとは扱いません。RenRakuの管理者承認が必要な送信依頼は24時間以内に決定されないと送信されません。Grok Botのルーチン等のバックグラウンド作業から出る承認カードは30分で失効します。原文・宛先・最新の共有下書きと送信履歴を確認してから、必要に応じて改めて依頼します。
確認した公式情報
2026年10月31日に公式本文・料金・利用条件を再確認しました。今後の料金・機能・提供範囲は各サービスの現行案内をご確認ください。