「先月お送りした見積書を、もう一度ください」。フォルダはあるのに、どの版を送ったか分からない。ファイル共有で整えたいのは、保存する場所だけでなく、顧客とのやりとりから資料へ戻れる道筋です。
GoogleドライブやDropboxで共有権限を設定し、RenRakuに顧客と資料の参照先を残すと、担当者以外も経緯を追いやすくなります。リンクを発行してから引き継ぎまでの実務手順を紹介します。
RenRakuを提供する株式会社TechSyncが編集しています。情報確認日:2026年9月20日
顧客・案件・版が分かる名前から始める
フォルダを顧客ごとに分けていても、「見積_最終_修正2」のような名前では、次の担当者が迷います。顧客、案件、資料の種類、版や日付をチームでそろえると探しやすくなります。
顧客A/案件B/見積書_20260920_確認用
顧客A/案件B/見積書_20260922_提示版
これは命名の例です。個人情報などをファイル名に必要以上に含めず、自社の運用に合わせてください。更新される原本と、お客様へ提示した版を区別できることが大切です。
Googleドライブは、共有する相手と権限を選ぶ
- 対象のファイルまたはフォルダを選び、共有を開く。
- 共有相手を指定し、閲覧・コメント・編集など必要な権限を選ぶ。
- リンクをコピーし、意図した相手が利用できるか確認する。
Googleドライブでは、共有リンクを知っている全員への公開と、相手を指定する共有を選べます。組織の設定で外部共有が制限される場合もあるため、案内先に必要な権限を確認します。出典:Google公式:ファイルを共有する。
フォルダを共有する場合は、子のファイルにも共有範囲が及ぶことを考えます。お客様向け資料と社内確認用の資料は、参照範囲を分けて管理しましょう。
Dropboxも、「リンクがある」と「開ける」を分けて確認
Dropboxではファイルやフォルダの共有リンクを作成して案内できます。閲覧用なのか編集を依頼するのかを決め、リンクと権限を設定します。有効期限やパスワードなどの追加設定は、契約プランと条件を確認して利用します。出典:Dropbox公式:リンクの作成と共有/共有リンクの設定。
確認は、作成者自身が開けるだけで終わらせないこと。共有先の権限で必要な資料にたどり着けるか、意図しない資料まで見えないかを照合します。
発行したリンクは、顧客の経緯と一緒に残す
RenRakuではスタンダード以上で、GoogleドライブやDropboxの共有リンクを管理できます。顧客とのメール・LINE履歴と資料の参照先を一緒に確認できれば、担当者が替わっても、まず個人へ聞きに行く必要を減らせます。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 資料名 | 案件Bの見積書・提示版 |
| 用途 | 顧客へ条件を確認してもらう |
| 案内した日 | 9月22日にメールで案内 |
| 次の対応 | 回答を受けたら担当Cが条件を確認 |
RenRakuへリンクを登録しても、ストレージ側の閲覧権限はそのままです。資料本体の保管と共有範囲はGoogleドライブ/Dropbox側で管理し、RenRakuには連絡の経緯と次の仕事を残す役割分担です。機能・条件は公式料金表で確認できます。
「見つける→開く→次の仕事」を、別の担当者で試す
資料を登録した人とは別のスタッフに、顧客の履歴からリンクを探してもらいます。正しい版にたどり着けるか、権限は足りているか、次に誰が何をするか分かるか。この三つがそろって、共有は仕事に役立ちます。
担当変更時には、ストレージの管理者と共有範囲も引き継ぎます。RenRakuの内部コメントやタスクで次の確認を残せば、資料を渡して終わりではなく、その後の回答までつなげられます。
気になる疑問
リンクをRenRakuに登録すると、誰でもファイルを開けますか?
ファイルの閲覧・編集権限はGoogleドライブやDropbox側で管理します。RenRakuに参照先を残した後、共有先の権限で開けるかも確認してください。
共有リンクはどのプランで使えますか?
Googleドライブ・Dropboxの共有リンク管理はスタンダード以上で利用できます。顧客の履歴、内部コメント、タスクと組み合わせた引き継ぎに使えます。
確認した公式情報
情報確認日:2026年9月20日。料金・機能・契約条件は各公式ページをご確認ください。本文の利用場面と試算は説明用の例です。